2012年11月1日木曜日

東南アジア最高峰に登ろう!

キナバル山。標高4095m。東南アジア最高峰。
富士山よりもでっかい山に登ることになりました。
詳しいことはネットなどで調べればわかると思うので、
私たちが登った感想と物語を書いていきます。


10月29日朝
6:00
車でコタキナバルを出発。約1時間半でキナバル山の麓、キナバル公園に到着。
ここで標高1500m。受付をすませて登山口へ。
(キナバル山ではガイド同行が義務です。登山申し込みをしなければいけません。)

8:30
Timpohon Gate(1800m)
登山開始

  最初の2kmくらいはとても1800m以上に来たとは思えないほど、植物が多くて湿気がある。鳥の声も何種類も聞こえてきます。
           ウツボカズラと私   階段が続く〜(4kmまでは階段多し)
植物に詳しくないのでよくわからないけど、日本で見ないものが山盛り。
5000〜6000種類の植物が確認されてるらしい。確認って言葉がおもしろい。
つまり未確認もたくさんあることでしょう。さすがボルネオ。
このあたりは、まだまだ半袖で十分。気温は18℃ほどで快適。日本の夏登山の方がよっぽどしんどい。

 ただ、階段の段差が...。この段差の高さが後に私たちを襲ってきます。

 完全に元探検部の血が騒いで、アドレナリンが放出している私
予定の場所まで待てずお昼ご飯を頬張る旦那様。
彼はまだ知らない、この後どんなことがおきるのか...。

 登山申し込みには食事宿泊込みなので、軽食のお昼ご飯を渡されます。下界では絶対に食べれないまずさのサンドイッチ。空腹は最大の調味料。


  しかし、恐ろしくお腹がすく。行動食は絶対に持っていきましょう。チョコレート、ナッツなどのカロリーたっぷりのやつ。約1kmくらいにトイレ完備の休憩所があります。

 5km地点(2800m)くらいになると、こんなところもでてきます。昼間は大抵霧に覆われます。まったく下界見えず。雨も降りますので、カッパ装備も忘れずに。このあたりになると、寒い。




13:30
第1日目終了。宿泊先のLaban Rata小屋到着。

 富士山と違って、キナバル山には宿泊先はこの3272m付近に点在している山小屋のみです。このLaban Rata小屋にレストランがあります。その他の山小屋は寝るだけで、ご飯や売店はこのLaban Rataまで登ったり降りたりしないといけません。

 ちなみにここでの食事も申し込み時についてます。(夕食、夜間登山前の軽食、朝食)でも到着した時点では、夕食まで時間があり、空腹と寒さに耐えれなくなりました。自腹で食べ物をオーダーすることもできます。ただし値段は普通の3倍以上。お湯はタダなので、インスタントコーヒーを持っていくとありがたい。結局ラーメン15RMを食す。

 さあ、1日目終了。5時間で宿泊先に到着。悪くないタイム。しかし、1800mを過ぎたら、3200まで登りきらないと行けないのです。

コタキナバル市内から総計算すると、一日で3200mも高度を上げるとどうなるか...。

そう、あの病魔が旦那様を襲い始めたのです。


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