2012年9月27日木曜日

コナカイガラムシよ、どうしたらいい...

勝手に人間が害虫って呼んでますが、
虫さんたちは、ただご飯食べてるだけなのだ...。それをしみじみ感じます。

さて、新たな戦いが始まりました。
それは、コナカイガラムシさんとの戦いです。
 見えますか?貝殻みたいに白いものが花の分かれ目のところにへばりついているのが...
 根元はこんなです。例えて言うなら、風の谷のナウシカで、胞子が風の谷の森を浸食しちゃった時みたいな感じ。びっちりと貝殻状態になったムシが根元へばりついてます。

貝殻なので、農薬も効き目なし。
アミノ酸をすって、甘い排泄物をだすらしく、アリがわいわいやってきます。ふぅ....。
みんなイチゴ好きなのかい...
とりあえずの対策はこうやって、歯ブラシでこすり落とします。
日がな一日こすり落としてます。


農作物が商品になって
商品は完璧なものを求める日本


カイガラムシさんにやられたイチゴは絶対売れないだろうなあ。
ま、洗ったら味もそんなかわらず食べれるんやけどね。

ちなみに日本では梅やみかんなどの柑橘類につくそうです。
イチゴにはつきません。

ここボルネオでは日本の知識だけではだめですなあ。


2012年9月26日水曜日

日々戦い

虫と戦ってます。
誰も農薬やりたくてやってる農家さんいません。
でも、ほっとくとこんな風に食べられちゃいます。

どないしたらええねん...
ここボルネオは虫の王国。

アブラムシは、唐辛子とニンニクとお酒で減ってきました。
蟻とハエがどうしていいかわかりません。

そして現在新たな戦いが始まりました。

次回に続く...



ボルネオ山麓の一日その2

自動灌水システムって難しいですなあ。
日本では、水道から同じように水がでますが、こちらはまちまち。
基本、タンクを上にあげて、その落差の勢いで水をだします。

つまり、イチゴに同じように水をあげようと思ったら、どんだけの水圧が必要とか流量があるかとか気圧とか....で計算しなければいけません。何や過去の記憶(物理の授業)をひっぱりださないといけませなあ。

結論、10mあげるということなので、人力で山の上まであげました。

なかなか大変ね...

日本にはどの分野にもプロフェッショナルな方がいることを痛感する日々でした。

ボルネオ山麓の一日

「一日何してんの?」
「仕事って何なん?」
とよく質問されたので、簡単に紹介。

 だめな葉っぱや多すぎる葉っぱを取り、イチゴを大きくするために、摘花をします。
 収穫したイチゴを大きさ別にわけて重さを量ります。ただいま、1ヶ月単位の収量を調べてるところ。
 苗に水をやります。じょうろの先だけ日本製。
こっちの先は目があらくてシャワーにならないのです... でも結局これもだめでした。一つずつ手やりです。右が苗床。この量を手やりはあきてきます。
 イチゴハウスの草刈り。すぐに草が...日本のスピードとは大違い。さずがジャングル。


私は、洗濯したりご飯作ったり、その合間に農園手伝ってます。まあ、別に私がいなくても仕事はまわるのです。

旦那様おつかれさまです。

2012年9月8日土曜日

またもみあげがなくなった話

また切られた。

野菜を育てる その2


うちの実家は専業農家です。
でも、私はまったく農業に興味がありませんでした。
そのしんどさが親の働く姿を見て、ひしひしと伝わってきたから。

そんな私がなぜがイチゴを育てる旦那様と結婚。
家族も、「まさか、あんたがねえ...」
そりゃそうだ、今までろくに野菜なんぞ育てたことがない。

ただいま、空芯菜の他に
トマト、ピーマン、とうがらし、とうもろこし、ちんげんさい、水菜を生育中



家庭菜園してたら、この子らがかわいくなってくる。クラスの子供と一緒やな。
はやく芽がでろ〜。

父ちゃん、種ありがとう。

帰ってきました。

 さすがボルネオ。3週間ほどで空芯菜がわっさわさ。

ラーメンもうまし。




 そして、やってきましたドリアンの季節。そろそろ市場にでまわるそうです。



またボルネオ生活の始まりはじまり〜。