ナイトジャングルウォークを終え
翌日も朝6時から
早朝ジャングルリバークルーズをこなした私たちは
一路次なる目的地セピロックへ。
ここにはオラウータンリハビリセンターや
レインフォレスト・ディスカバリーセンターがあります。※1
「まあ、ジャングルのようで人の手が入ってるから
動物園や植物園みたいなもんやろ。」
こんなふうに思っていたのでした。
しかし、実際は....。
オラウータンリハビリセンターに入ると、
一日2回の餌やりタイム中。(10時と3時)
遠くで職員の人がえさ台にえさを置いていきます。
それをこんな感じで写真撮ったりして。(ピントがオラウータンに。)
「これで入園30RMにカメラ代10RM。高いなあ」
「やっぱり動物園みたいなもんやん。」
と、ぶちぶち文句を言っていると、
オラウータンと肩をくんで写真をとっている人が!
「最後の写真ポイントか。オラウータンのオブジェで写真でもとろか。」
と話していたら...。
「!!」
「へ、歩いてるやん。」
「へ?めっちゃ近くまでくるんやん。」
そうなのです。
リハビリテーションとは言え
檻があるわけではなく、
ここは野生の森に近い場所。
普通にオラウータンが近くまで来るのです。
オブジェと思っていたのは、普通にオラウータン。
「また近くまで来るかもしれんなあ。」
そんな期待を胸にうろうろすること数十分。
「あ、来た!!」
木に登った瞬間。
調子にのってパシャリ。
しかし、その後....。
「!!」
あかん、これは怒っている。
すごい勢いで迫ってくる。
逃げ惑う人々。
迫るオラウータン
こわすぎやろ...。
この写真は全部S田氏の激写です。
動画もあります。見たい人はS田氏まで。
なぜ、この写真をとれたかというと、
彼女の逃げ足が半端なく速かった。
子どもを押しのけのスタートダッシュは
さすがでした。
そしてその一部始終を遠くで見ていたのは
一番ビビリの私です。
セピロック。まさかの恐怖体験
30RMは安い。
ちなみにママの知り合いは、オラウータンに
鞄をとられ、お金やら貴金属を巻き散らかされたようです。
なので、今はカメラ以外の貴重品は持ち込めません。
動物とはそういうものです。
時間のある人は、ここでゆっくりと
オラウータンを待ってください。
きっと出会えるはず。
※1Orang utan Rehabilitation center 様々な理由で孤児になったり怪我をしたりしたオランウータンを保護し、森へ帰れるように自立支援している場所。
Rainforest discovery center サバ州の植物などが身近に学べる公園のような森。現在吊り橋製作中。
0 件のコメント:
コメントを投稿