昔から人々は
自然のものを上手に利用して
様々な食品を作り出してきた。
例えば、ただ今研究中のパンも
大昔はぺったんこで固いものだったらしい。
ところが、生地を偶然放置してたら
酵母菌がくっついて、発酵して、
膨らんだり、やわらかくなったりしたという。
日本でいうなら納豆ができた話と似ている。
お酒も、最初はめちゃくちゃまずかったらしい。
発酵と腐敗は紙一重ですから。
何百年もかけて、ワインや日本酒やらできたんです。
ここボルネオはサバ州のカザサンドゥスン族は
お酒好き。
(お酒飲み過ぎて、昔は体を壊す人がいっぱいいたのよってママが言ってました。)
彼らは、Lihing(リヒン)と言われるライスワインを作っています。
Lihingは日本酒と一緒で
お米から作られるお酒です。
これが、上級品となると結構うまい。
甘いお酒!
しかも、10RM(270円くらい)で瓶ビール1本くらいの量は買える。
昔から、自分の家で作っていたそうです。
スーパーなんかでは売ってません。
ほしい時は、ローカル市場で、
「Lihingどこ?」って聞いてください。
こそっと内緒で教えてくれます。※
何でも、規格を統一化して
味が一つになると
安心して買えたり
安定して製造できたりするんだろうけど
こういう家庭の味や地域の味は
残していきたいものです。
こんな感じで、Lihingを発酵させ熟成させます。
ふたにしてるのはバナナの葉っぱ
※日本と一緒で酒造法があるから、お酒作れる人が決まってます。だから、市場で隠してこそっと売っています。地酒はムンタコといわれる蒸留酒は売ってますよ。
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